今回はこちらのケーブルのレビューをしていきたいと思います。
https://www.yodobashi.com/product/100000001005895399/
(Amazonでの売りがなかったため、ヨドバシカメラのURLを貼らせていただきました)
こちらはどういったケーブルかといいますと、ZEN-DACとZEN-CANを接続する際のRCAケーブル(紫のケーブル)のリケーブルとなっております。
RCAケーブルを抜き、専用スロットにこちらのケーブルを繋いで2つを接続することによって音質が変化するというものです。
●現環境●
ZEN-DAC:BASSモードOFF
ZEN-CAN(iPower5v):XBass、3DモードON
FiiO JT1+JSHiFi-静夜バランス接続
audioQuest USBケーブル シナモンによるPCへのUSB接続
●レビュー●
今回使用したヘッドホンとバランスケーブルが重低音寄りなため、感想に偏りが生じると思います。
まず感じたRCAケーブルとの大きな違いは「全体的に音がクリアになった」「音の密集地帯における音割れ感やノイジーな感じが減った」というところでしょうか。
RCAケーブル接続のときは、特に音の密集地帯での音の籠りや音割れ感を若干感じていました。
今回のリケーブルにより、全体的に音の濁りが減ったように感じ、解放感を感じました。
また、音の分離感もより感じられるようになりました。
しかし、合わない曲というものも存在していると感じました。
一部の曲ですと、若干ですが音がピリピリした感じがします。
色々聴き比べてみたところ、おそらくですが私の環境ですと、かなり「メタルや重低音曲向き」の環境になったのではないか、と思いました。
ポップス等とは合わない可能性があります。
今回いくつかの曲でリファレンスを試しましたが、合う曲と合わない曲があったため、少しだけ紹介させていただきます。
(選曲に大きな偏りがあることについては申し訳ないです)
Petit Brabancon「刻」
この曲が最も良い変化を感じました。
以前よりも全体的に音の鳴りが良くなりました。
この曲は逆にあまり合わないなと感じた曲です。
音の密集地帯は問題なく鳴らしてくれるのですが、全体的にピリついた音に感じました。
●最後に●
あまり参考にならないかもしれませんが、現環境での視聴感想でした。
試しにSE215SPEでも少し聴いてみたのですが、こちらでは音のピリつきは感じませんでした。
無難なのはこちらかもしれません。
私は重低音好きなので、普段から重低音イヤホンやヘッドホンを使っていますが、高音向きのものを使うとどう化けるかはわかりません。